2014.03.31
介護保険③<支給限度額>
●支給限度額
介護保険では、要介護度に応じて、利用できる介護サービスの支給額に上限が定められています。
支給限度額の範囲内でサービスを利用した場合は、原則として1割の自己負担です。
支給限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分が全額自己負担となります。
<要介護区分と居宅サービスの1ヶ月あたりの支給限度額>
区分 |
身体の状態(目安) |
支給限度額 |
要支援1 |
介護を必要とする状態ではないが、日常生活上何らかの支援が必要な状態。 |
50,370円 |
要支援2 |
歩行や入浴など、日常生活動作を行う能力が、要支援1よりやや低下している状態。 |
104,730円 |
要介護1 |
立ち上がりや歩行、排泄、入浴などの日常生活動作を行う能力が要支援より更に低下し、部分的な介護が必要となる状態 |
166,920円 |
要介護2 |
立ち上がりや歩行などの日常行動が一人では困難。食事、排泄、入浴などで介助が必要な状態。 |
196,160円 |
要介護3 |
立ち上がりや歩行、排泄・入浴などの日常行動が自力ではできない状態。認知症の進行も見られる状態。 |
269,310円 |
要介護4 |
排泄、入浴、食事などの日常生活が一人ではできず、重度の介護を必要とする状態。 |
308,060円 |
要介護5 |
日常生活全般において自分一人ではほぼ何もできず、全面的な介助が必要な状態。 |
360,650円 |